昭和三十~四十年代、『番頭はんと丁稚どん』『とんま天狗』などで絶大な人気を獲得。コメディアン、俳優、司会、コメンテーターとして、テレビの黎明期から活躍する大村崑の回想記。劇団「笑いの王国」を結成した芦屋雁之助、小雁兄弟や花登筺、同時期に活躍して関西の笑いを全国に広げた藤田まこと、藤山寛美、高倉健、渥美清、美空ひばり、森繁久爾、森光子など昭和のスター・・・。抱腹絶倒、波瀾万丈のエピソードが満載!・おもな目次【第一章 人気者狂想曲】北野劇場/花登筺の脚本と演出/「とんま天狗」【第二章 家族の記憶】神戸・新開地【第三章 「大村崑」の誕生】終戦/闇物資商売/キャバレー「新世紀」【第四章 姓は尾呂内、名は楠公】ミゼットの生CM…