アメコミ☆ハイスクール アメコミ☆ハイスクール

新入生の諸君!アメコミ☆ハイスクールへようこそ!
今日からキミたちには、アメコミの魅力について学んでもらう。
卒業のための必須単位はただひとつ。
「アメコミの奥深さを学び、その魅力に酔いしれること」だ!!
先生の熱い授業を受け、新旧ヒーローの活躍に夢中になろう!

杉山すぴ豊(すぎやま すぴ ゆたか) 杉山すぴ豊(すぎやま すぴ ゆたか)

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起立!SNIKT!

さて、記念すべき第一回は、やはりもうすぐ公開の「バットマンVSスーパーマン:ジャスティスの誕生(以下BvsS)」をとりあげましょう。今日の生徒さんは3人かな。

アベンジャーズはよく見るりえちゃん
ダークナイト好きなこみねっち
アメコミ映画を全然見たことのないヒロシくん

じゃあ3人のステイタスに合わせて解説しましょう。

基礎中の基礎 DCとマーベル

まずアメコミって大きくわけてふたつの強いブランドがあるんだよ。スーパーマン、バットマンを出版しているDCコミックスとスパイダーマンやアベンジャーズを持っているマーベルと。で、どっちのブランドからも様々なヒーローたちが映画化されていて、だから今回の「BvsS」はDCコミックスの映画化だね。りえちゃんの好きなアベンジャーズは、ライバルのマーベル原作の映画だ。

3/25(金)公開の「バットマンVSスーパーマン  ジャスティスの誕生」

3/25(金)公開の「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」

ここ数年、マーベル原作の映画の方が勢いがあったのだけれど、DCも負けてはいられないと世に送りだすのが「BvsS」。アメコミは自社が持っているキャラクター同士を自由に共演させたりするコミックを出しているので、だからこの映画の方でもバットマンとスーパーマンが共演。でもお互いヒーローなのになぜ戦うの?ってヒロシくんは思った?実はここがアメコミの面白いところなんだけど、その前に、このふたりについて説明しましょう。

元祖ヒーローといえば… 続きを読む
元祖ヒーローといえば… 
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元祖ヒーローと言えば…

じつはすべてのアメコミ・スーパーヒーローの父はスーパーマンと言われています。1938年…だからもう78年前に「アクションコミックス」というのが創刊されてデビュー。崩壊する惑星クリプトンから地球へと逃がされた赤ちゃんが、心優しいアメリカの農家で育てられ成長。地球とクリプトン星の環境の違いが作用して彼は超人になりスーパーマンとなる。これが大人気となりスーパーヒーローものというジャンルが生まれたんだ。

バットマンは翌39年に「ディテクティブ・コミック」誌でデビュー。幼いころ両親を犯罪で奪われた少年が、両親の残した財産を元手に心と身体を鍛え上げ犯罪者と戦うことを決意。そして、大人になりバットマンが誕生した。

犯罪者を怖がらせるためにコウモリの格好をしたから「バットマン」なんだよね。

犯罪者を怖がらせるためにコウモリの格好をしたから「バットマン」なんだよね。

面白いのはスーパーマンは超人・宇宙人・青空を飛ぶ明るいヒーロー、バットマンは人間・アメリカ人・夜が似合う闇のヒーローと180度異なる。アメコミは2大ヒーローとともに、ヒーローづくりの幅を大きく持てたから、その後色々なヒーローを生み出すことが出来たんだ。.J.エイブラムスがまた映画シリーズとして復活させたんだ。

ヒーローTV&映画も、このふたりが先駆け

ふたりはアメコミの元祖でもあるけど、アメコミTV、アメコミ映画の元祖でもあるんだよ。50年代にスーパーマンのTVドラマ、60年代にバットマンのTVドラマが作られ両シリーズともTVドラマ史に残る作品となった。そして78年に「スーパーマン」が超大作映画として公開されました。これが今日に至るまでのアメコミ映画のお手本になったと言われています。まずスーパーマンの父親役にマーロン・ブランド。敵役にジーン・ハックマンという、当時の大スターを持ってきて、主役に新人のクリストファー・リーブ。こういう風に大スターに悪役を演じさせて、ドラマに深みを持たせる…みたいなことの先駆けになった。そして89年にティム・バートン監督の「バットマン」が作られ、これがメガヒットになったんだよね。

3/25(金)公開の「バットマンVSスーパーマン  ジャスティスの誕生」

で、アメコミ映画はときどきリブート(再起動)という手法をとります。スタッフやキャスト、世界観を一新してもう一度、新しい観客のためにゼロから作り直すことで、90年代の「バットマン」映画のシリーズを一度打ち切って、リブートして始めたのが「ダークナイト」シリーズ。こみねっちはここから好きになったんだよね。「スーパーマン」もリブートされ「マン・オブ・スティール」となりました。

十人十色の「正義」を自分事化して考える

今回の「BvsS」は、「マン・オブ・スティール」の世界観の延長に、またリブートされた新しいバットマンが登場する形になってるんだよ。なのでバットマンやスーパーマンを今まで見てなくても、ここから見始めても全然大丈夫。さてふたりともヒーローなのだけど、スタンスがちょっと違う。スーパーマンは巨大な災害や宇宙人の侵略から地球を守るみたいな感じですが、バットマンはあくまで犯罪と戦うヒーロー。だからコミックの中で、スーパーマンはバットマンのことを“法を犯す、危険な自警団員”と思って危険視していたし、バットマンもスーパーマンのことをあまりに超人過ぎるので彼が暴走したら大変だ、と警戒していた。今度の「BvsS」はこの設定をうまく利用して、スーパーマンの存在は人類にとって危険だ、と考えたバットマンが彼を倒すために立ち上がる、というお話。バットマンもスーパーマンもそれぞれ事情と立場があって、どっちが善で悪と単純に言えないところがすごく面白い。自分だったらどっちを応援する?という見方もあるし、自分と世の中の関係がバットマンに近いかスーパーマンに近いか?と自分事化しても楽しめる。

もちろん、こういう理屈をすっとばして、ふたりのヒーローの対決を楽しむエンターテイメントでもある。人間バットマンが超人スーパーマンとどう戦うのかもポイント。実はバットマンって、原作コミックでは、最も悪知恵が働くヒーローで(笑)、敵の弱点をつくんだよ。ちなみに、DCの世界には、りえちゃんの好きなアベンジャーズみたいなチームもちゃんとある。“ジャスティス・リーグ”って言うの。今度の「BvsS」の副題が“ジャスティスの誕生”なのは…ふふ、わかるでしょう?

というわけで、ぜひ映画館でこの作品を見て、今日の授業を復習してください。

では起立!SNIKT!

補修
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おおお!いきなり良い質問ですね!お答えしましょう。OBの数まで動員するとアベンジャーズの方が多いのですが、ジャスティス・リーグには最強のスーパーマンがいます。パワーで彼を抑えられそうなのはソーとハルクなんですが、ソーがアスガルドに帰っていて不在、ハルクが放浪中で不参加状態の場合、アベンジャーズはピンチかな?

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3/25(金)公開の「バットマンVSスーパーマン  ジャスティスの誕生」

もちろん2大ヒーローもいいが、ワンダーウーマンに心奪われる至福の時!

2大ヒーローがなぜ戦うか?どう戦うか?が見もののイベント映画であると同時に、両ヒーローの苦悩が描かれドラマとしての密度も濃い。とにかく見応えある超大作です。実はもうひとり、DCを代表するヒーローウーマン「ワンダーウーマン」が登場!僕の少年時代の憧れの女性なのですが(笑)。その勇姿を大スクリーンで見られて感激!女神の神々しさと女戦士としての凛々しさがちゃんと出ています。彼女のフィギュア買わなきゃ!

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スナイダー流元祖社会派×ヒーロー映画

「バットマンVSスーパーマン」の監督の映像がCOOL!核戦争の危機迫る米国を舞台にヒーローたちを狂言回しにして描いた秀作。

ディスカッション・ドラマとしても最高!

明るいマーベル映画の中で「正義とは」という重いテーマに挑んだ意欲作。「バットマンVSスーパーマン」に通じる重みが良し。

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ゴッサム・シティの平和を守る闇の騎士。アニメ版から最新シリーズまで、歴代の代表作が集結。

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空を見ろ!鳥だ、飛行機だ、スーパーマンだ!米国の正義と真実を守り続ける鋼の男、その歩み。

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配給:ワーナー・ブラザース映画
©2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC AND RATPAC ENTERTAINMENT, LLC

杉山 すぴ豊

02年の「スパイダーマン」公開時にサム・ライミ監督と対談したことをきっかけにアメコミ映画についての伝道活動を、WEB、雑誌、映画のパンフレット、イベント(六本木ヒルズ「スパイダーマン展」プロデューサー)等で展開。マーベル映画の最高責任者ケビン・ファイギに「これからのアベンジャーズ映画に、サノス出ますね?」と最初に直で聞いた人物として、海外のオタクメディアで紹介された。なお自分のアメコミについての文章が初めて世に出たのは、小学生のときに「月刊スーパーマン」誌に投稿した“ワンダーウーマンと結婚したい!”だった。
杉山すぴ豊オフィシャルブログ

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