アメコミ☆ハイスクール アメコミ☆ハイスクール

新入生の諸君!アメコミ☆ハイスクールへようこそ!
今日からキミたちには、アメコミの魅力についてじっくり学んでもらう。
卒業のための必須単位はただひとつ。
「アメコミの奥深さを学び、その魅力に酔いしれること」だ!!
先生の熱い授業をきいて、新旧ヒーローたちの活躍に夢中になろう!

杉山すぴ豊(すぎやま すぴ ゆたか) 杉山すぴ豊(すぎやま すぴ ゆたか)

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起立!SNIKT!

もう6月、あっという間に連載3回目だね!
今日の生徒さんはこの3人。

キャットウーマン好きのかおりちゃん
ミュータント・タートルズ好きのゆみちゃん
映画は好きだけどアメコミは詳しくないさやかちゃん

よろしくね!

さて、3月に「バットマンVSスーパーマン:ジャスティスの誕生」、4月に「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」と大作が続いたけれど、今年はまだまだアメコミ映画の大作が続きます。

今日は「デッドプール」という作品をご紹介!

あ、さやかちゃん、ちょっと心配顔だね。「アメコミを知らないと楽しめないかな?」って。それは大丈夫!特に今回取り上げる「デッドプール」は予備知識がなくても全然問題ないんだよ!

異色のR指定ヒーロー、すでに840億円を稼ぐ

「これってギャグ映画ですよね?ポスターとかもちょっとふざけてるし」…うん、かおりちゃん鋭いね!

すごく笑えるんだけど、ただのコメディではないんだ。過激なアクションやお下劣なギャグが多いから、実はR15指定(お子様は見ちゃダメ!)作品なんだよ。

R指定のアメコミ映画ってとても珍しいんだよね。

R指定のアメコミ映画ってとても珍しいんだよね。

ヒーローものって子どもも大好きだし、15歳未満の子どもは見ちゃダメって言ったらお客さんが減っちゃう気がするでしょ?

ところが、一足先に公開したアメリカでは大ヒット!R指定映画としては歴代1位の初週記録を打ち出し、既に840億円以上稼いでいるんだよ。すごいでしょ?

なぜこんなにヒットしたか?もちろん映画自体が面白いということが大きいんだけど、「デッドプール」はアメコミ映画ファン待望の作品で、公開前からかなり盛り上がっていたんだ。

それは後で説明するとして、まずこの映画の内容からお話しましょう。

前代未聞!観客に話しかけてくるヒーロー… 続きを読む
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前代未聞!観客に話しかけてくるヒーロー

デッドプールというのはミュータント(=遺伝子の突然変異で特殊な超能力を得た人たち)なんだ。だからミュータントのヒーローチームを描いた「X-MEN」シリーズに繋がるキャラクターでもあるんだ。

あ、ミュータントという言葉にゆみちゃんは反応したね!ちょっと横道に逸れるけど、ゆみちゃんの好きな「ミュータント・タートルズ」も、その名の通り遺伝子を操作されたミュータントの亀。全く別のブランドのアメコミ作品なんだけど、元々はミュータントを描いた「X-MEN」のパロディとして始まったコミックなんだよ。だから、「デッドプール」の世界観と少し似ているところがあるかも。

「X-MEN」と「ミュータントタートルズ」…確かに、どことなく似ている?

「X-MEN」と「ミュータントタートルズ」…確かに、どことなく似ている?

さて、話を「デッドプール」に戻そう。

ある傭兵が不治の病にかかり、治療のため、ミュータントの遺伝子を注入し、不死身になる施術を受けることに。治療自体は上手くいったけど、その副作用で皮膚がただれ、顔はぐちゃぐちゃ、さらに精神状態もおかしくなってしまうんだ。傭兵は自分の顔を隠すため、常時マスクを着用するようになり、更にはお金次第で悪人たちをやっつけまくるように。こうして、とんでもヒーロー・デッドプールが誕生しました、と。

デザインを見てもらえれば分かるんだけど、みんなが大好きなスパイダーマンが忍者になったようでしょ?このキャッチーな見た目も人気のひとつ。

あと、彼には他のキャラクターにはないユニークな能力があるんだ。それは“第四の壁を破る”という力。

“第四の壁を破る”というのは演劇の用語で、役者が舞台から客席に向かって話しかけたり、お客さんをいじるような演出を言うんだ。

このデッドプールは、原作コミックでは、コミックの中から読者に語り掛け、TVゲームでは、画面の向こうからプレイヤーに話しかけてくる。今回の映画でも、御多分に洩れず観客に向かってストレートトークしてくるんだ。それも、しょうもないギャグをね!(笑)

みんなの声が実現させた夢の映画なんだ!

この見た目とぶっとんだ設定で、デッドプールファンは多かったし、以前から映画化を望む声は多かった。でもあまりに掟破りなキャラなので、映画会社もどうしたもんかと迷っていたんだ。

そんな時、この映画を作るか作らないか判断するために映画会社が製作したテスト映像がネットに流出。その出来栄えがあまりに素晴らしくて、やっぱり見たい!と言う声がSNSを通じて広まって映画化がGO!

後日TVショーに出演したR・レイノルズが、本作のスタッフ&キャストがリークしたことを匂わせたとか…本当はどっちなの!?

日TVショーに出演したR・レイノルズが、本作のスタッフ&キャストがリークしたことを匂わせたとか…本当はどっちなの!?

ファンとしては自分たちの想いが通じた映画だということもあり公開前からすごく盛り上がって、そしてさっきも言ったように出来栄えがいいから大ヒットになったんだ。

こう聞くとコアなファンの喜ぶ映画みたいに聴こえるけど、大丈夫だよ、さやかちゃん。
映画はデッドプール誕生の経緯をきちんと描いてくれているから分かりやすいし、とんでもない奴なんだけど、実は弱い者の味方だったり、愛する女性に真っ直ぐでそのために大暴れする純粋なヤツなんだ。あと、すごくポジティブ(笑)。

みんなも彼のことをきっと好きになると思うよ。

「バットマンVSスーパーマン」や「シビル・ウォー」とはテイストの異なる映画だけど、こういうヒーローがアリなのも、アメコミ文化の懐の深さ!

ぜひ、お茶目な異色ヒーローを、劇場でお楽しみください!

では起立!SNIKT!

補修
補修
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すぴ豊先生も行ったサンディエゴ・コミコンってなんですか? すぴ豊先生も行ったサンディエゴ・コミコンってなんですか?
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良い質問だね!そう、予告編でも登場してるけど、デッドプールの仲間としてX-MENのミュータントがふたり登場します。彼らは原作コミックでも「X-MEN」のキャラクターなので、映画ではデッドプールをX-MENのメンバーに勧誘する立ち位置なのです。実は、デッドプールはヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンと深~い関係があり、このふたりをいじったセリフも出てきます!必見!

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見たらきっとポジティブになれる、それが「デッドプール」最大の魅力!

見たらきっとポジティブになれる、それが「デッドプール」最大の魅力!

どんなに過酷な状況の中でも、軽口とギャグを連発して切り抜ける。ドジばっかりだけれど、キメる時はキメる!前向きに生きるデッドプールの姿に、元気がもらえること間違いナシです!ぜひ、彼をあなたのお気に入りヒーローに加えてあげてください。なお、デッドプールはキティちゃん好き。キティちゃんが意外な形で出てくるかも!?

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緑色のコスチュームは嫌い?

主演R・レイノルズがDCのヒーローを演じた活劇。「デッドプール」ではこのキャラへの自虐ネタが炸裂!いやいや、本人がそれ言う!?

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実は、R・レイノルズはこの映画にデッドプールになる前の傭兵ウェイド役で出演。しかし、本作と「デッドプール」の繋がりはないそうな。

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超人的な能力を駆使し、悪を企むミュータントを成敗。最強チーム“X-MEN”の歩みをたどる!

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上記作品の他にも、「デッドプール」では様々な作品のパロディやオマージュが炸裂!その一部をご紹介。

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キャンペーン期間:2016.5.30(月)~2016.6.30(木)まで

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応募は終了いたしました。抽選の結果連絡は、賞品の発送をもって代えさせて頂きます。
たくさんのご応募、誠にありがとうございました!

杉山 すぴ豊

02年の「スパイダーマン」公開時にサム・ライミ監督と対談したことをきっかけにアメコミ映画についての伝道活動を、WEB、雑誌、映画のパンフレット、イベント(六本木ヒルズ「スパイダーマン展」プロデューサー)等で展開。マーベル映画の最高責任者ケビン・ファイギに「これからのアベンジャーズ映画に、サノス出ますね?」と最初に直で聞いた人物として、海外のオタクメディアで紹介された。なお自分のアメコミについての文章が初めて世に出たのは、小学生のときに「月刊スーパーマン」誌に投稿した“ワンダーウーマンと結婚したい!”だった。
杉山すぴ豊オフィシャルブログ

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