デッドマン・ワンダーランド

第11話 「絶望のGIG」

24分
自由の鎖と墓守の戦いで何もできなかったガンタは、強くなることを誓う。そして「戦い方を教えてほしい」と意気込むガンタに千地は改めて覚悟を問う。一方、唐子はアジトに残るメンバーに破獄計画続行を宣言し…。
エピソード
東京大震災から10年。疎開先の中学校に通う五十嵐丸太(ガンタ)。ある日、謎の赤い男によって、クラスメートが惨殺される。事件の犯人としてガンタは死刑を宣告され、デッドマン・ワンダーランドに収監される。
作業場で大事故が起こり、看守長のマキナはガンタに不審な思いを募らせる。一方、事故でケガを負ったガンタは、医務室で鷹見羊と再会。ドッグレースショーの存在を知ったガンタは、シロとエントリーするが…。
デッドマン・ワンダーランドを支配する狂気と不条理。命のリミットが間近に迫っているのになす術もないガンタは、明るく笑うシロに笑顔で言葉を返せない。だが、そんなガンタの目の前に、赤い男が姿を現し…。
ガンタたちを救ったのは、右眉の上にタトゥーのある長身の男だった。だが、男の指先に付いた血の帯と不敵に笑う姿に、ガンタは赤い男の片りんを垣間見る。復讐を果たすため、ガンタは罪の枝を発動させるが…。
自身が能力者デッドマンであること、収監された本当の理由を知ったガンタ。そんなガンタはデッドマン同士が殺し合う死肉祭への参戦を余儀なくされる。しかも最初の対戦相手は、クロウこと千地清正と分かり…。
死肉祭の初戦後、希望もないままに意気消沈していたガンタは、G棟で可憐な美少女、水名月と出会う。涙をこぼしながら自らの境遇を語る水名月のか弱い姿に心打たれたガンタは、ある決心をする。
手当てを受けていたガンタは、突然胸の痛みを覚える。とほぼ同時に、大きな揺れがG棟を襲う。胸の痛みが続く中、忘れていた大切な記憶を思い出すガンタ。そして、その揺れの裏で所長とシロの謎の会話が進行する。
シロとの再会、そして反体制組織・自由の鎖(スカーチェイン)との出会いにより、希望を見出すガンタ。しかし、そんなガンタと自由の鎖の前に、玉木によって差し向けられた対デッドマン部隊が立ちふさがり…。
デッドマン・ワンダーランドの不条理を世に暴くための計画、急襲破獄計画。二手に分かれ、唐子たちと計画に参加したガンタだが、行く手にネクロ・マクロが立ちはだかる。一方、凪とロクロは小さな女の子に出会い…。
墓守(アンダーテイカー)との戦いで疲弊する自由の鎖のメンバーだが、墓守は撤退した。いぶかしむガンタたちの前にシロが現れる。だが、シロの行動や引き起こされた目の前の光景は、彼らを絶望の底に突き落とす。
自由の鎖と墓守の戦いで何もできなかったガンタは、強くなることを誓う。そして「戦い方を教えてほしい」と意気込むガンタに千地は改めて覚悟を問う。一方、唐子はアジトに残るメンバーに破獄計画続行を宣言し…。
シロと唐子を救出するために駆け付けたガンタが見たのは、修羅と化した凪の姿。凪の振るう拳の前に身をていしてシロをかばうガンタ。己の信じる「救済」を与えるべく武器を取る弦角を前に、ガンタが選ぶ運命は…。
©2010 片岡人生、近藤一馬/角川書店/デッドマン・ワンダーランドG棟
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