食戟のソーマ

第4話 極星のマリア

25分
学生寮への入寮を希望していた創真は、期待に胸を膨らませて極星寮へと向かう。たどり着いたそこは、荒れ果てた外観の不気味な洋館だった。そして、怒号と共に寮母である大御堂ふみ緒が現れる。
エピソード
下町で人気の定食屋「ゆきひら」。店主の息子で中学3年生の幸平創真は、父を越える料理人になろうと店を手伝いながら修行に励んでいた。そんななか、創真は「ゆきひら」を狙う地上げ屋たちにある宣言をしてしまう。
父・城一郎の命で創真は日本屈指の料理学校「遠月茶寮料理學園」の編入試験を受ける。審査員の薙切えりなは内部進学の学園生で、幼い頃から人類最高の味覚「神の舌・ゴッドタン」の持ち主として知られていた。
何とか遠月学園の編入試験に合格した創真だったが、始業式の編入生挨拶でいきなり豪胆な宣言をし、生徒たちから激しいブーイングを受けてしまう。女生徒の田所恵は、創真のような悪目立ちはしまいと決心する。
学生寮への入寮を希望していた創真は、期待に胸を膨らませて極星寮へと向かう。たどり着いたそこは、荒れ果てた外観の不気味な洋館だった。そして、怒号と共に寮母である大御堂ふみ緒が現れる。
極星寮に住む唯一の2年生・一色慧は遠月十傑の1人だった。十傑入りを目指す創真は早速料理勝負を挑む。一方その頃、えりなは自分専用の調理棟の建設のため、ちゃんこ鍋研究会の主将と「食戟」を繰り広げていた。
学園内の料理研究会に興味を持った創真は、恵を連れて「丼物研究会」を見学すべく向かう。出迎えたのは意気消沈した主将の小西ただひとり。彼は「丼研はもうじき、えりなの手で潰される運命なんだ」と言う。
水戸郁魅対幸平創真の「食戟」が開戦。えりなを含む会場の誰もがミートマスターこと郁魅の勝利を確信しており、一方の創真は、登場しただけでブーイングの嵐。「食戟」のテーマは丼で、メイン食材は肉だった。
遠月学園高等部の最初の地獄といわれる宿泊研修。この合宿では連日何十人もの生徒が強制送還されて退学となり、生徒数が半分以下まで減るとの噂もあった。研修場所は「遠月リゾート」が経営する豪華ホテルである。
遠月OG・乾日向子の課題は「ここにある食材で日本料理を作ること」で、調味料以外は近辺で確保しなければならない。アルディーニ兄弟は合鴨を見事にさばいて一発で合格した。一方、創真たちはまだ調理を始めない。
極星寮のメンバーは何とか合宿初日を乗り切り、恵は少しだけ自信を持ち始めていた。そして合宿2日目。創真と恵は、昨日1日で30人以上を退学にしたという、フランス料理の天才・四宮の課題に取り組む。
恵の退学を取り消すため、創真は無謀にも四宮へ「食戟」を申し出る。四宮はこれを拒むが、堂島の命令で半ば強制的にこの勝負を受けることに。創真と恵は四宮に挑むが、メイン調理は恵という条件つきだった。
四宮対恵、創真の「非公式の食戟」が開戦。恵と創真が敗れれば退学だ。初めて恵がメインシェフとなって作った料理は、四宮の課題「9種の野菜のテリーヌ」を意識した、7種の野菜の層による「虹のテリーヌ」だった。
合宿3日目の夜。創真たち極星寮のメンバーは、難題をクリアして何とか全員生き残っていた。研修のしおりには今日の就寝時間が書かれておらず、メンバーが不思議に思っていると、召集のアナウンスが入る。
合格の条件は、「卵を使った朝食メニュー」をビュッフェ形式で2時間以内に200食以上食べてもらうこと。創真のスフレオムレツは客が手に取る前にしぼんでしまい、残り30分でまだ10食以下と絶望的な状況だった。
宿泊研修が終了。生き残った生徒たちは遠月学園に戻るが、創真は帰りのバスに乗りそこねて立ち尽くしていた。一方、えりなも部屋に忘れ物をして別の車で帰ることになる。創真は運良くえりなと同じ車に乗るが…。
極星寮に現れた創真の父・城一郎は、遠月学園および極星寮のOBだった。創真の成長ぶりを知りたい城一郎は料理勝負を持ちかける。審査員はふみ緒、一色、恵の3人で、久々に創真対城一郎の親子対決が始まった。
創真は連休を利用して、編入以来初めて実家へ戻る。店の風通しをするだけのつもりだったが、「お食事処ゆきひら」の復活を待っていた人が押しかけたため、少しだけ再オープンすることにしたのだが…。
「お食事処ゆきひら」がある「すみれ通り商店街」は、駅ナカに現れた唐揚げの専門店「もず屋」に客を奪われていた。去ってしまった客を取り戻すべく、創真は倉瀬や助っ人の肉魅らと一緒に対抗策を考える。
1学期の終業式。学園内の掲示板には、秋の選抜に出場する生徒の名前が張り出されていた。創真をはじめ、極星寮のメンバーやタクミ、肉魅など実力のある1年生たちが名を連ねる。予選のお題はカレー料理で…。
スパイスを知り尽くす葉山と出会い、カレー料理の奥深さを知った創真と恵。秋の選抜に出場する1年生たちは夏休みの期間を使い、それぞれ自らのカレー料理と向き合っていた。そして試合当日を迎え…。
© 附田祐斗・佐伯俊/集英社・遠月学園動画研究会
シリーズ
原作・関連ブック