いつか天魔の黒ウサギ

第11話 夏休みカタストロフィ

25分
封・解呪師の力によって、不死の能力を封じられてしまった大兎。ハスガの猛攻撃を受けつつ、ヒメアを選ぶか、遥を選ぶか選択を迫られる。生徒会室に残った月光もまた、黒守の圧倒的な力を前に、屈服寸前だった。
エピソード
ごく普通の高校生・鉄大兎は、謎の女の子に告白される夢を繰り返し見ていた。彼が通う宮阪高校の生徒会長・紅月光は、そんな彼に興味を抱く。ある日、同校の安藤美雷を助けようとして、大兎はトラックにはねられる。
大兎は最古の魔女=バンパイア、サイトヒメアとの約束を思い出す。彼女を傷つけた月光と大兎は拳を交える。そこに月光の双子の弟・紅日向が現れた。大兎は9年前、ヒメアと引き離される原因となった男と対峙する。
宮阪高校の生徒会長・紅月光から生徒会役員に任命された大兎とヒメア。大兎はそこで、月光と美雷の出会いや、宮阪高校に隠された軍の存在までも知る。そんななか、月光は双子の弟・日向との過去に思いを馳せていた。
大兎とヒメアは触れるだけで命を落とす赤い雨から逃れるように、校舎に駆け込む。だが、そこでヒメアは何者かに体を乗っ取られてしまう。彼女を絶対に守ると約束した大兎は、姿の見えない敵と戦う。
次元の歪の先で、月光は天魔と対峙していた。天魔は月光に、サイトヒメアを殺す力を与えようとする。一方、大兎は新たな人格が現れたヒメアを救おうともがく。ヒメアは自分のことを諦めない大兎に…。
ヒメアにデートに誘われた大兎。ところが、ヒメアを守れる自信を持てずにいた。デートの誘いに気が乗らない大兎に、ヒメアは傷つく。大兎はひとりぼっちで、寂しい思いをしていたヒメアのことを守りたいと願う。
大兎はヒメアを守るために強くなると誓って、生徒会室の扉を叩く。月光が開いた次元の歪の先で、大兎を待ち受けていたものはエデルカだった。大兎は代償と引き換えに、ヒメアを守るための力を手に入れようとする。
黒守の命でヒメア、大兎、月光、美雷と新たに生徒会に加わった泉、5名の宮阪高校生徒会役員は、夏の日差しが照りつける海辺にいた。人払いの結界が張られた場所で全員の戦闘力向上を狙い、黒守の執拗な特訓は続く。
生徒会の合宿に、遥は食事係として合流。大兎と遥の間には穏やかな空気が流れている。ヒメアは彼から距離を取り、切なく2人を見守る。泉はそんな彼女にある作戦を持ちかける。黒守は、乙女たちの様子を見守る。
合宿を終えた夏の日、時雨遥が失踪する。これに対する軍の冷徹な対応と、無力な自分に憤りを隠せない大兎をヒメアは切なく見つめていた。そんな彼女の前に、ハーフ・ブリードのセルジュが姿を現した。
封・解呪師の力によって、不死の能力を封じられてしまった大兎。ハスガの猛攻撃を受けつつ、ヒメアを選ぶか、遥を選ぶか選択を迫られる。生徒会室に残った月光もまた、黒守の圧倒的な力を前に、屈服寸前だった。
ヒメアと遥を救出した大兎に、束の間の休息が訪れる。過酷な日々を駆け抜けてきた宮阪高校生徒会メンバーは、導かれるようにとある場所へ集結。その場所では男子禁制の女子トークが繰り広げられる。
©2011 鏡貴也・榎宮祐/富士見書房/宮阪高校生徒会
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