スカーレット

(17) 「ビバ!大阪新生活」

15分
大阪に来て1か月。女中の仕事に慣れてきた喜美子(戸田恵梨香)。余った時間で下宿屋を彩ろうと工夫し始める。その様子を見かけた元女中の大久保(三林京子)は何かを思いつき喜美子に新たな仕事を命じる。どこからか持ち込んだ大量のストッキングの補修だ。喜美子は夜な夜な内職することに。次第に寝不足でいらだちがつのり、怒りが爆発。枕を相手に柔道技を仕掛け感情をぶつけながら給料日を迎える。待望の給料だったが…。
エピソード
滋賀・信楽の女性陶芸家・川原喜美子(戸田恵梨香)。土と炎に向き合う女の物語。昭和22年9歳の喜美子(川島夕空)は父の常治(北村一輝)母のマツ(富田靖子)2人の妹と共に大阪からやってきた。初めて見る琵琶湖の大きさに圧倒され信楽のタヌキの焼き物に喜美子は興奮。新生活への期待を膨らませる。しかし引っ越し早々、近所の男子にからかわれ、喜美子は怒って相手の所に乗り込み大ケンカ。常治も巻き込んだ騒動が起こる。
滋賀・信楽の女性陶芸家・川原喜美子(戸田恵梨香)。土と炎に向き合う女の物語。昭和22年9歳の喜美子(川島夕空)は父の常治(北村一輝)母のマツ(富田靖子)2人の妹と共に大阪からやってきた。転入した小学校に向かう途中、喜美子は野生のタヌキに出くわす。後をつけていくと、地面を掘り返す男(村上ショージ)の姿。たずねると陶芸家で焼き物を作る土を集めていると言う。喜美子は土が売り物になると知り驚き興味を持つ。
昭和22年9歳の川原喜美子(川島夕空)は、父の常治(北村一輝)、母のマツ(富田靖子)、二人の妹と共に大阪から信楽へ。事業に失敗して借金がある川原家は貧しく、食事は芋ばかり。そのため転入した小学校で、喜美子は初めての給食に大喜びする。妹の直子にうらやましがられていると、父・常治が帰宅。夕食は卵入りのおかゆだと宣言する。思わぬ展開に心躍らせる喜美子だが、ごちそうの理由は常治が連れてきた謎の男だと知る。
昭和22年滋賀・信楽。9歳の川原喜美子(川島夕空)は学校の給食が大好き。父・常治(北村一輝)が連れてきた謎の男・草間(佐藤隆太)の食費が増えたせいで給食費が払えない危機を知ると、喜美子は草間に早く出て行ってもらおうと考える。心に栄養が足りないという草間を元気づけるため、陶芸家の家に押しかけ焼き物を見せてもらう。だが作品は喜美子にとって不格好で、悪気なくけなしてしまう。草間から喜美子へ思わぬ言葉が。
昭和22年滋賀・信楽。9歳の川原喜美子(川島夕空)は得意な絵描きで、給食費を稼ごうと考える。お金がなくて見られなかった紙芝居を自ら作るつもりだ。絵を描き始めると、居候の草間(佐藤隆太)に絵をほめられ、喜美子は喜ぶ。没頭するあまり、学校へ行くのを忘れてしまうほど。出会ったタヌキ、きらめく琵琶湖、大切な家族。喜美子が絵を描き終えると、家族と草間の前で披露する。ところが思わぬ家族の言葉で予期せぬ事件が。
昭和22年9歳の川原喜美子(川島夕空)は居候・草間(佐藤隆太)との突然の別れを乗り越え、滋賀・信楽に来て初めての冬を迎える。喜美子は小学校で友達もできて、相談を受けるなど頼られる存在に。家でも家事を任され、毎晩お風呂を沸かす作業は手慣れたもの。父・常治(北村一輝)の仕事も順調で川原家は平和で穏やか。ある日、常治が留守の間、招かれざる客がやってくる。残された喜美子たちは客の要求に悩まされることに。
借金取りが押しかけた川原家。不在の父・常治(北村一輝)が帰るまで借金取りは居座り、喜美子(川原夕空)たちが相手をすることに。喜美子は借金取りを強引に追い返そうと考えるが、借金取りにも幼い娘がいることを明かされ戸惑う。そして食べ物を巡って妹・直子が借金取りにかみついて一騒動。借金取りが激怒して喜美子たちは大ピンチを迎える。そのころ常治は信楽に戻って友人の大野(マギー)と密談。なにやら企てたことが…。
借金を立て替え、川原家のピンチを救った川原家の元居候・草間(佐藤隆太)。だが父・常治(北村一輝)はその好意を受け入れられず、なけなしのお金をかき集めて返そうとする。喜美子(川島夕空)は常治の行動が納得できず常治と衝突。すると「男の意地や」と本音を明かされ言葉が胸に刺さる。喜美子は悩んだ末、ある宣言をすることに…一方、川原家の騒動を見守った草間は信楽での滞在を延長し、ある計画を実行しようと動きだす。
川原家の元居候・草間(佐藤隆太)が教える柔道教室は大人気。喜美子(川原夕空)を始め、多くの子供たちが習う。信楽では草間に残ってほしいと望む声があがるも、草間はまた旅立つつもりだった。喜美子は草間を引き止めようと説得するが、生き別れた大切な人の存在を打ち明けられ、笑顔で背中を押す。一方このころ、隣町で人さらいの事件が発生。信楽でも注意喚起される中、喜美子の友人・照子(横溝菜帆)に忍び寄る人影が…。
隣町で人さらいの事件が発生。注意喚起される中、喜美子(川島夕空)の友人・照子(横溝菜帆)が行方不明に。信楽では地元総出で捜索が行われる。喜美子はとらわれた照子の姿を想像し、祈る気持ちで神社へ駆け込む。すると照子と見知らぬ男の姿。喜美子は学んだ柔道で助けようとして…5年後、15歳になった喜美子(戸田恵梨香)。中学卒業を控え、友人・信作(林遣都)から自転車を借りる。叫びながら駆け下りた坂道の先には…。
昭和28年15歳の喜美子(戸田恵梨香)は中学卒業を控えて信楽で1番大きい陶芸会社への就職が内定。今後、喜美子の稼ぎが川原家の家計を支える柱になると期待されていた。ところがある日、会社に呼ばれた喜美子は「若い女性だから」という理由で内定を反故(ほご)にされてしまう。喜美子は就職できないことを言えずに悩み、ようやく家族に打ち明けると父・常治(北村一輝)が失踪。数日後、帰宅した常治が喜美子に告げたのは。
地元での就職を取り消された15歳の喜美子(戸田恵梨香)。父・常治(北村一輝)がツテを頼り大阪で就職先を見つけてくる。喜美子は内心、信楽を離れたくなかったが、家族のために本音を隠して就職を受け入れる。さらに中学校で成績優秀な喜美子に進学の誘いがあるも、断らざるをえない。信楽を離れる喜美子のうわさを聞いた友人・照子(大島優子)から柔道勝負を挑まれ同じく友人・信作(林遣都)立ち会いの下、涙の勝負が…。
喜美子(戸田恵梨香)は父・常治(北村一輝)が見つけてきた大阪の就職先に向かう。そこは女性下着のデザイン会社。社長・さだ(羽野晶紀)が率いる華やかな職場に、喜美子はときめくが実際に働くのは別場所だと判明。さだの暮らす下宿屋に案内され、医学生の圭介(溝端淳平)、新聞記者のちや子(水野美紀)など個性豊かな住人たちと出会う。喜美子は自分の仕事は住み込み女中だと知る。そして到着早々、事件を起こしてしまい…。
喜美子(戸田恵梨香)の仕事は下宿屋での住み込み女中。医学生の圭介(溝端淳平)はじめ住人たちとの挨拶もそこそこに、隣室のふすまを蹴り倒す失態を犯す。慌てる喜美子を元女中の大久保(三林京子)が冷ややかに見つめ「あんたにはムリや」と言い放つ。喜美子が食い下がるも大久保は受け入れない。オーナー・さだ(羽野晶紀)も交えた協議の末、喜美子は翌日、信楽に帰ることに。落ち込む喜美子が荷物を広げると思わぬものが…。
初日にクビを言い渡され、信楽に帰ることになった喜美子(戸田恵梨香)。一旦落ち込むも、母・マツ(富田靖子)からの手紙に勇気づけられ住人たちの前で「女中として働かせてください」と嘆願。受け入れられる。その後、しばらく姿を見せないある住人のことが話題に。ちまたでは同世代の男性の遺体が見つかったニュース。もしかしたらという疑心暗鬼の中、喜美子は住人の圭介(溝端淳平)らと共に開かずの間の前で声をかけると…。
喜美子(戸田恵梨香)がいない信楽では、残された人々の新生活。一見、変わりない様子だが、幼なじみの照子(大島優子)は楽しい高校生活を装い、父・常治(北村一輝)は酔った勢いで喜美子のいない寂しさを明かす。一方、大阪の喜美子は、下宿屋の住人と地元の思い出話に花を咲かせる。その流れでお守り代わりに拾ってきた焼き物のかけらを見せると、新聞記者のちや子(水野美紀)が反応。古い信楽焼には高い価値があると言い…。
大阪に来て1か月。女中の仕事に慣れてきた喜美子(戸田恵梨香)。余った時間で下宿屋を彩ろうと工夫し始める。その様子を見かけた元女中の大久保(三林京子)は何かを思いつき喜美子に新たな仕事を命じる。どこからか持ち込んだ大量のストッキングの補修だ。喜美子は夜な夜な内職することに。次第に寝不足でいらだちがつのり、怒りが爆発。枕を相手に柔道技を仕掛け感情をぶつけながら給料日を迎える。待望の給料だったが…。
期待より少ない給料に、がっかりする喜美子(戸田恵梨香)。元女中の大久保(三林京子)に一人前と認められなければ見習い扱いだ。喜美子は日中働き夜な夜な内職を続け、枕を投げ飛ばしてストレスを発散する。ある日、新聞記者のちや子(水野美紀)の取材を手伝うため下着ショーに行くことに。女中の仕事は休みをもらい、とっておきのオシャレで出かけると立ち寄ったちや子の職場で予想外の出会いが。そして迎えたショー本番で…。
喜美子(戸田恵梨香)は新聞記者のちや子(水野美紀)の職場で女中としての細やかな働きぶりが認められ、引き抜きのオファーを受ける。5倍の給料を払うという破格の条件に喜美子は即決。しかし女中の先輩・大久保(三林京子)に言いだせず、悩む喜美子。住人たちに相談すると意見が対立し、見かねた雄太郎(木本武宏)の提案で、喜美子は大久保に黙って、ちや子の職場で試し働きすることに。ところが訪れた職場では怒号が響き…。
女中をしながら、新聞社でも試しに働き始めた喜美子(戸田恵梨香)。職場の清掃や、お茶出しが主な仕事だ。男ばかりの同僚に負けじと、勇ましい女性記者ちや子(水野美紀)の仕事ぶりに喜美子は圧倒される。荒木荘に戻ると、役者志望の住人・雄太郎(木本武宏)の映画出演が決まったニュース。「お金よりも夢が大事」という雄太郎の言葉と、深夜まで働きづめのちや子に触発され喜美子は将来を見つめ直す。深夜まで考えていると…。
(C)NHK
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