花衣夢衣
#42 進呈された夫

22分
真帆の犠牲で自分の幸せが成り立っていたことを思い知らされた澪。今度は真帆が幸せになる番だと思い、「将士をあげる」と真帆に切り出した。退院した澪は、将士の衣類を全て真帆のもとへ送りつける。
進呈された夫

エピソード

#1 姉妹の絆

昭和25年の東京。17歳の沢木澪は画商の息子・俊彦からラブレターを受け取るが、読んで落胆。これは双子の姉・真帆と間違えられて渡されたものだった。真帆と澪の父で画家の圭二郎は、戦争で体を壊して病床にあった。
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#1 姉妹の絆

#2 親たちの秘密

万平と和美の情事を目撃した俊彦は、1年前に自殺した母親を思い出す。母親は2人の不倫を恨む遺書を残して亡くなっており、俊彦の心に暗い怒りが込み上げる。一方、万平は圭二郎のために転地療養の費用を用立てる。
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#2 親たちの秘密

#3 入れ替わった双子

客のアメリカ兵と一日だけ付き合ってほしい、と双子の妹・澪は俊彦から頼まれるがためらう。一方、万平の使いで圭二郎を訪ねた俊彦は、親友として万平を信じきっている圭二郎に冷ややかな目を向ける。
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#3 入れ替わった双子

#4 忌まわしい事件

澪と入れ替わった真帆がアメリカ兵に乱暴され、傷つけられた真帆の姿を見た澪は、俊彦のもとへ怒鳴り込む。双子の姉妹が入れ替わっていたのを知り、がく然とする俊彦は、澪を陥れようとしたと告白する。
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#4 忌まわしい事件

#5 十七歳の傷

澪から和美の不倫を聞かされた真帆だが、俊彦の話など絶対に信じないと否定する。翌日、真帆と澪は両親に会うため軽井沢の療養所へ行く。仲むつまじい両親の姿を見た双子の姉妹は、母親への疑惑を忘れようとする。
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#5 十七歳の傷

#6 母への憎しみ

堕胎手術の時の不手際で双子の姉・真帆が出血。子宮摘出手術をしないと命に関わると聞き、両親の承諾を得ることもなく、妹の澪は手術に同意した。真帆の手術が終わった深夜、圭二郎が療養所から駆けつける。
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#6 母への憎しみ

#7 十七歳の成人式

沢木家を追い出された和美が、お金をそっと家へ届けにきたが、真帆は冷酷な態度で突き返した。そんな姉に澪は反発。一方の真帆は生活費を捻出するため、働き先の主人・オブライエンに前借りを頼もうとする。
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#7 十七歳の成人式

#8 清らかな姉妹

ゆかりの口添えでバーの下働きに雇ってもらった澪は、家族のために辛抱して働く。家族には小料理屋で働くと嘘をついていた。その日、澪はママから、人手が足りないから今夜だけ客の相手をしてほしいと頼まれる。
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#8 清らかな姉妹

#9 姉妹の肖像

清らかで美しい姉妹を描きたい、と圭二郎から言われた真帆は、自分にはそんな資格はないとおえつする。「自分も姉と同じ地獄を見なければ」といたたまれなくなった澪は、今夜から客を取らせてほしいとママに頼む。
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#9 姉妹の肖像

#10 一人の決意

徹夜で姉妹の絵を描き上げた圭二郎が吐血して倒れた。治療費が払えない真帆は、ずっと憎んでいた和美に医者を呼んでほしいと土下座する。間もなく圭二郎は医者の診察を受けるが、すでに手遅れの状態だった。
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#10 一人の決意

#11 別々の道

渡米を決心した真帆は、澪にわざと冷たい態度を取り、澪が和美と暮らせるよう仕向ける。そうとは知らず澪は家を飛び出し、和美のもとへ行く。和美から実家の加賀友禅の話を聞かされた澪は、あることを思い出す。
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#11 別々の道

#12 運命の出会い

昭和28年の冬。真帆が金沢に来て3年が過ぎた。ある日、生地問屋から白生地の反物を預かって帰る途中、真帆は見知らぬ若者とぶつかって反物を落としてしまう。若者は真帆の美しさに見惚れ、いきなり真帆の手を掴む。
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#12 運命の出会い

#13 ときめき

パーラーで偶然将士と再会した真帆は、気さくに話しかける彼に心を許し、初めて自分の名前を教える。将士は自分の腕時計を真帆に渡すと、「来週の同じ日、同じ時間にここで待っている」と告げて去っていった。
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#13 ときめき

#14 求婚

自分に好意を寄せる将士に、真帆も恋心を抱く。2人は手紙のやり取りをし、金沢で束の間のデートを楽しむ。真帆の変化に気づいた兄弟子の卓也は、「友禅と恋は両立しない」と真帆に強く言い聞かせる。
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#14 求婚

#15 消せない過去

真帆は将士から求婚されるが、忌まわしい過去に束縛され、一方的に別れを告げた。一方、澪のもとへ、いよりが突然訪ねてくる。澪を気に入ったいよりは、「将士と見合いをしてほしい」と単刀直入に切り出した。
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#15 消せない過去

#16 降り止まぬ雪

店の前で澪を見かけた将士は、真帆の幻だと思い、ぼう然と立ち尽くす。真帆の勧めで、澪はいよりからの見合い話を承諾。結婚を諦める真帆をふびんに思う和美は、金沢の和幸を訪ね、真帆に見合う縁談の世話を頼む。
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#16 降り止まぬ雪

#17 実らない愛

いよりから見合い写真を見せられた将士は、それが真帆にうり二つの女性だったので驚く。しかも、真帆と同じ名字の沢木澪なので、将士は混乱。一方、真帆は将士への愛を断ち切ったものの、仕事に集中できない。
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#17 実らない愛

#18 運命の悪戯

真帆を気遣って見合いを断ろうとする澪に、心を痛める和美。和幸に事情を話し、真帆を立ち直らせてほしいと頼む。修行に専念する決心をした真帆は、今までどおりここに置いてほしい、と和幸に頭を下げた。
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#18 運命の悪戯

#19 破談

見合い相手の澪が真帆の双子の妹だと知り、がく然とする将士。自分には好きな女性がいると澪に打ち明け、真帆に会いにいく。そこで将士は、「別れる理由を教えてほしい」と悲痛な思いで真帆に訴える。
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#19 破談

#20 柱の傷

和美に破談を申し出たいより。納得のいかない和美は抗議するが、沢木家の身上書を突きつけられて侮辱される。いよりの勝手な行動に憤慨する将士は、「澪との結婚を認めないなら家を出る」と飛び出した。
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#20 柱の傷

原作・関連ブック

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